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カテゴリー別アーカイブ: お店でデイリーワイン

お店でデイリーワイン#22

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ワインについて色々と情報配信。

今回はフランスの代表的なデジェステぃフの

【ルイ・ジャド マール・ド・ブルゴーニュ ア・ラ・マスコット】

【マールとは】

ブドウの搾りかす(皮、種、果軸、果汁)を発酵、蒸留させたブランデー。オーク樽で貯蔵、熟成させることが多く、ブドウの香りが凝縮した香りを持ちます。

アルコール度数は40%ほどで、有名な産地はブルーベリー、シャンパーニュ、ジュラ、ボジョレー、ローヌ川流域などやっぱり、美味しいワインの産地と同じになることが多いです。

因みに、マールのことをイタリアではグラッパ、スペインではオルホといいます。

 

【飲み方】

飲み方は冷やしておいた小さめのグラスに注いだり、ボトルごと冷やしたものを少量グラスに注いで飲むなど、そのままで飲むのがおすすめです。

お店でデイリーワイン#21

ワインについて色々と情報配信。

今回は前回のデジェスティフつながりで、

『スペイン産 シェリーブランディー デカノ」です。

≪デジェスティフとは≫

食後酒のことでフランスでは大体、コニャックを出してもらえることが多いです。

反対に食前酒の事はアペリティフでこちらは耳なじみがありますね。

せめてこれくらいには広まってほしいものだな~と思ってます。

で、本来、食後酒には食べ物の消化を促し、翌朝のお腹の調子を整えるようにするもの。

それ以外に食事の口直しや食後の余韻を楽しめるようにする役割があります。

 

≪特徴≫

3年以上シェリー酒を熟成したアメリカンオーク樽に「ソレラ・クリアデラ」システムによって1年以上熟成されます。

香りはバニラのような甘い香りで味わいはそれに反してすっきりとした飲み口でアルコール度数も30%とブランデーでは低めで飲みやすいのも初めてでもお試しし易いものとなっています。

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お店でデイリーワイン#20

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ワインについて色々と情報配信。

今回は前回のりんごのスパークリングに続いてリンゴのブランデーで食後酒の
「ブラー・グランソラージュ・カルヴァドス」
アルコール度数 40度

<原産国>

フランス ノルマンディー地方

《特徴≫

フランス北西部のノルマンディー地方で造られる、りんごを原料とする蒸留酒。この地域以外で作られる同様の蒸留酒がカルヴァドスを名乗ることはできず、その場合はアップルブランデーと呼ばれ、区別されています。

《特徴》

比較的にお手柄価格で流通量も多いですが、熟成3~5年の原酒を中心にブレンドし、りんご独特のアロマがほどよく生かされ、オーク樽のフレーバーをほどよく備えた薫り高い仕上がりです。

「グラン ソラージュ」とは最良のりんごを生み出す“偉大なる土壌”という意味。

《飲み方》

【カクテル】
ブラーバック・・・氷を入れたロンググラスにグランソラージュを入れ、ジンジャエールを適量入れる。 好みでレモンスライスを入れてもOK。 食前・食中・食後のいずれもOK。
ジャックローズ・・・グランソラージュ+レモンジュース+グレナデンシロップ
アップル・カー・・・グランソラージュ+オレンジヒーリング+レモンジュース
ストレート、ロック、カクテル等(水割りは風味を損なうのでお勧めできません)。

色々と飲み方もあるのでお好みのもので楽しんでみて下さい。

お店でデイリーワイン#19

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隔週木曜日に更新!ワインをもっと楽しめるようにいろいろ情報配信。

今週は暑い日に飲みたくなる発泡性ワインでリンゴで作ったスパークリングのシードル・ラ・ガイタ

≪原産国≫

スペイン

≪シードルとは≫

リンゴを発酵させてできたお酒でリンゴ特有のほのかな甘みがあり、ワインと同じくらいの古い歴史があります。

アルコールは2~10%と低めで口当たりも柔らかなものも多いのでアルコールが苦手な人にも飲みやすいお酒です。産地やビンテージによって個性があるのでシードル好きな人は世界的にも多いです。

このシードルをさらに蒸留するとできるのがリンゴのブランデーののカルヴァドスです。

また梨から作られたシードルもありこの場合はペリーやペアサイダーと呼ばれています。因みに時々聞くホットアップルサイダーはシードルを温めシナモンやオレンジピールなどの香辛料を加えて作ったものです。

 

≪このワインの特徴≫

スペインで最も売れていると言われているシードル・ラ・ガイタはアルコール度数が4%と低めのスパークリングですが、コンポートにしたようなこくと、青リンゴのような甘みと酸味が楽しめます。

乾杯のファーストドリンクやカマンベール等の白カビタイプのチーズと一緒に飲むのがおすすめです。又、今みたいに暑いときには氷をいれて飲むのもスッキリ爽やかでありだと思います。

 

簡単にシードルワインのご紹介をいたしました。この夏はとても暑い日が続いているのでビールや白ワインでなく、お手頃価格な色んなシードルの飲み比べをしてみるのもいいと思います。

お店でデイリーワイン#18

隔週木曜日に更新! ワインをもっと楽しんで飲めるためにいろいろ情報配信。

今週はキアンティ バッフォ ロッソ DOCG 2015

≪産地≫

イタリア トスカーナ州

≪品種≫

サンジョベーゼ85%、チリエージェ10%、カナイオーロ5%

《キアンティとは》

サンジョベーゼを75%~100%使用しその他品種を10~15%まで2~4種類を混醸したワインで、イタリアのトスカーナ州のキアンティ地方で作られるワイン。DOCG(イタリアにおける原産地認定の一つ)の認定を受けており伝統的にキアンティワインを作り続けてきた地域のワインはキアンティ・クラシコとして区別している。

《キアンティもいろいろ》

そもそも、キアンティはイタリアの代表的なワインの一つということもあって、生産量も多く又、混醸も生産者によって幅があるので一言でキアンティといってもしっかり飲みごたえがあり、少し寝かすなどしてならしてから飲むものから、軽やかで気軽に飲めるものまで多種多様です。今回のものはどんな料理にも合わせやすいよう後者のほうになります。

≪このワインの特徴≫

このワインの特徴はボリュームは軽めで瑞々しく優しい飲み口に、チェリー、プルーン、カシスなどの果実味が強くフルーティで程よいタンニンで後口を締めてくれます。香りは革製品や土の香りが感じられハーブやシナモンの香りも特徴的で端正できれいな仕上がりとなっています。

 

簡単にキアンティ、キアンティ・クラシコの違い、キアンティの豊富さをご紹介いたしました。これをきっかけにワインを飲むときに少しでも参考になれば幸いです。

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お店でデイリーワイン#17

隔週木曜日に更新!ワインを少しでも多く楽しめるようにいろいろ情報配信!

今週は689(シックス・エイト・ナイン)

≪産地≫ アメリカ カリフォルニア州 ナパバレー

≪品種≫ ジンファンデル50%、カベルネソーヴィニヨン18%、メルロー16%、グルナッシュ5%、シラー5%、プチシラー3%

≪特徴≫ 香りはカシスやブラックカラント等の鮮やかな果実味感といろいろなスパイスやトーストの深み。

味わいは、口に含むとドライハーブやスパイスの凝縮した香りが広がって、上品な果実味と酸にほのかにオーク樽からくる香りが広がります。

カリフォルニアのワインらしくしっかりとした赤ワインで飲みごたえを求める方にはぴったりだと思います。

そんなワインに合わすのはお肉を味わうには一番のステックフリットで!!

 

因みに、689の意味は、ばらばらのものが一つに調和、融合するという意味合いがあって、それぞれの数字には6-幸福、8-豊かさ、9-長寿の意味があって、これらが調和するということです。ですのでこのワインを飲んでみんなでまあーるくしあわせになりましょう~

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お店でデイリーワイン#16

隔週木曜日に更新!ワインを少しでも多く楽しめるようにいろいろ情報配信!

今回はワインではないですが、お店のポイントカードについて。

そもそも、ポイントカードの内容ですが2000円で1ポイント。20個たまったらボトルが1本もらえるという内容ですがみんな使ってます?

まー、それはさておいて、なんでこの内容なのかってことが今回のお題です。

そもそも、お店のコンセプトの一つにフランス料理になじみの薄い人にも楽しんでもらおう!っていうのがあって、ワインのことも特別に詳しくない人にもせっかくなのでワインも飲んでね。ってな感じなんですが、飲んで無条件に美味しい!!ってなるワインとなるとグラスで1000円前後、ボトルだと6000円オーバーになってくると思ってます。そうなるとワインに詳しくないと頼みにくいというのはよく分かります。もちろんこちらから探っていってとはしますが、自分の好みが定まってない方にはそれもなかなかに難しいです。

それで、どーしたら美味しいと思ってもらえるワインをお出しできるのかといろいろと考えた結果、じゃあ誰が飲んでも美味しいワインを出せるようにしたらワインを好きになってもらえたり、興味を持ってもらえるかも。ということでこのポイントカードの誕生となりました。

なので、ポイントをためるとなかなかに良いワインがもらえるので、うまく活用してよいワインと巡り会ってくださいkira01.gifkira01.gif

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お店でデイリーワイン#15

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だんだんと暑くもなってきて、そろそろ飲み物も冷たい飲み物も欲しくなってきたところ。
そんな時には、冷やしたシャンパンやスパークリングがさっぱりと美味しい〜。

でも、何故にシュワシュワしてるのか?
そもそも普通のワインとはどう違うのか?そして、シュワシュワの正体は?
そんなシュワシュワ好きの方の疑問にお答えする回です。

まず、普通のワインとはどう違うのかと言うと、元になるワインの作り方は普通のワインと同じです。

ワインを作るには絞った果汁を発酵させる事によってアルコールが発生するのですが、この時に一緒に炭酸ガス(二酸化炭素)も発生します。一度、ワインとして発酵させた後に、さらにもう一度発酵等をさせ、この時に発生した炭酸ガスを閉じ込めたりすると発泡性のワインが出来上がります。なのでこれがシュワシュワの正体です。
で、この炭酸ガスの閉じ込め方もいくつかあって、代表的な物を5つ簡単にザックリとご紹介。

1)瓶内2次発行方式
最初の発酵を、樽で行った時には後に瓶詰めして発酵させる為に糖分を加えてから瓶の中で発酵させる方法。
これは、一つ一つ糖を加えて、発酵した際に出た澱(おり)を取り除かないといけないのですが、とても滑らかなムース状の泡が出来上がるので、主にシャンパンなどがこの作り方です。

2)シャルマ方式
密閉されたタンクの中で2次発酵も行い、そのまま空気に触れずに瓶詰めしていく方法。
大量に生産が可能なのでお手軽に発泡性ワインを楽しめる様になったありがた〜い作り方。

3)トランスファー方式
一旦瓶内2次発酵させた炭酸ガスを含んだワインを圧力を加えたタンクに移してから新しいボトルに詰める方法。
これは瓶内2次発酵の簡易的な物みたいな感じで、瓶内2次発酵に近い味わいが楽しめます。

4)炭酸ガス注入方式
1時発酵が終わったワインをタンクや瓶詰めする時に後から炭酸ガスを注入する方法。
これは大量に品質の安定した物が作れるので、どれを選んでいいのか分からない時にまずはの一本で頼れる方法。

5)田舎方式
発酵途中のワインを瓶詰めにして、密閉し、残りの発酵を瓶内で行う方法。
これはきっとたまたま出来たやり方を突き詰めて出来たんだろうな〜と思ってます。昔の人はすごいねー。

大体この5つが主な作り方なので、次に飲む機会がある時は味以外でも泡の立ち方とか作り方とかで飲み比べてみるのも楽しいと思いますよ〜。

お店でデイリーワイン#14

隔週木曜日に更新!なかなかに分かりにくいワインを楽しめるようにいろいろ情報配信!

今回は『カーヴ デ ヴィニロン ド べレール ボージョレ』

≪産地≫ フランス ボージョレ

≪品種≫ ガメイ 100%

≪特徴≫  ボージョレ専門の生産者が作る、豊富な果実味と香りと軽やかな飲み口のボージョレらしいワイン。パリ農産物コンクールでボージョレ地区のベスト10の生産者の一つ。

ステンレスタンクのみでマセラシオン・セミ・カルボニックによる発酵。

 

で、マセラシオン・セミ・カルボニックってなんだよ!ってところですが、

伝統的な浸漬ほうでブドウを房ごと完全に蓋をしたタンクに入れ、20~25℃で5~7日間発酵させて自然に発生した二酸化炭素の中で浸漬させる製法。

そうすることで、ガメイ種の持つフレッシュな果実味、滑らかさ等の本来の味がひきだせるようになる。

そんな昔ながらのステキな醸造法ですが、採用しているところは少ない希少品種なので他との違いをぜひ味わってみてください。

そんなワインに合わすのは赤い果実のベリー感合わせで、鴨むな肉のロースト カシスソースで。

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お店でデイリーワイン#13

隔週木曜日に更新!!ワインをより楽しむためにいろいろ情報配信!

今回は『キムラセラーズ ソーヴィニヨンブラン』

≪産地≫ ニュージーランド マールボロ地区

品種≫ ソーヴィニヨンブラン

特徴≫ 日本人の木村さんという方が作り出すキムラセラーズシリーズのひとつ。

マールボロ地区はニュージーランドで最大のワイン産地で、日照時間が長く乾燥した地域で昼と夜の寒暖差が大きいのでブドウはゆっくりと熟成し、凝縮した味わいとなります。

グレープフルーツやレモン等の柑橘系の香りと洋ナシやパッションフルーツや白い花の香りが連想されフレッシュな酸とのバランスの良いピュアで辛口な味わいが魅力のワインです。

ラベルには桜をモチーフにした、ニュージーランドの象徴のシダの新芽のkoruがプリントされていて春っぽい感じもして爽やかなワインのイメージもより感じて、飲んでおいしい、見て楽しいステキな一本です。

そんなワインのマッチングにはイチゴとモッツァレラとアイスプラントのこの時期らしいサラダで!!

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